♪支離滅裂♪

※※※※※只の元・二ートのブログです。お目汚し大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。

本・振り返り『社会的ひきこもり』

2冊目の、本・振り返り。
以前の記事でも言及した本です。

社会的ひきこもり―終わらない思春期 (PHP新書)

社会的ひきこもり―終わらない思春期 (PHP新書)

 

 1998年出版かぁ。この本結構前に読んだので、基本的に付箋した理由がわからないページが複数。とりあえずメモっていきます。図書館に返却しないと。やべやべ。

前の本の振り返り同様に私は頭が悪いので、以下、ほぼ気になった所をまんま写しまくっただけです。

p123“アメリカの小説家、カート・ヴォネガットの本に、「愛は負けても親切は勝つ」というくだり”
p128“「愛」よりも「親切」” “「愛」は、偶発的な出来事としてしか意味を持たない” “そして、だからこそ、治療場面では、「愛」に依存すべきではありません。むしろ「愛」を禁欲してでも、ひたすら「親切」を心掛けるべきです。” “「親切」は、共感なくして成立しません”“知的理解と情緒的共感に立った「親切」な態度こそが、家族に求められる理想的態度”

p123“精神分析によれば、「愛」とはそもそも自己愛に由来するものです。人は、自分を愛する以上に、他人を愛することができない。”
p127“すべての愛は自己愛である”“かりにそうであると仮定して、なぜすべての人が自己愛的に、自己中心的にふるまわないのでしょうか。私はそれこそが「社会」の機能であると考えます。つまり、自己愛というものは、それを維持するために必ず、「他人という鏡」を必要とします。他人を愛し、あるいは他人から愛されることによって自己愛を維持することが、もっとも望ましいのです。”
p128“自己愛がきちんと機能するには、” 自己愛の機能の仕方があるんだなあ。み○を。

p142“「記憶の供養」” “「何が正しいか」ではなく、本人が「どう感じてきたか」”
“ただし、注意すべきなのは、「耳を傾けること」と、「いいなりになること」はまったく異なる、という点です。”“腹立ちのあまり、謝罪や賠償を要求してくることがあります。こうした要求に対しては、原則として応ずるべきではありません。私の推測では、こうした要求は、訴えに対して十分にとりあわなかった家族に向けられがちのようです。訴えを家族に届かせるために、より強烈な表現が選ばれた結果の、謝罪・賠償請求なのです。ですから、やはり大切なことは、本人がほんとうに「自分の気持ちを聞き取ってもらえた」と感ずることです。そのように感ずることで、格別のことは何もしなくても、恨みや要求は次第に鎮まっていくものです。”

p.4 “「こういう無気力な人間を養うのは、結局われわれの税金なのだ。社会問題として対策を講ずべきだ」 (純粋に、そうなの?)
p.47“これもしばしば誤解されていることですが、社会的ひきこもりの人たちは、決して内弁慶ではありません。外に向けては臆病、内向きには暴君、とは限らないのです。”
私はマジでよそに喧嘩売るタイプだ。だから上手くいってねーんだよ。
というか、多分、そう受け止められると、その人が私にそうあって欲しんだと思って、なってあげる。その人の、他人に対する悪意がチラチラと見える事にいらつくから。自分が一番お綺麗だとでも思ってんの、と。しかし、私がそれをやって、何も得るものはないし。
(でも説得するのも面倒くさい。相手と手を切るしかないんじゃないか。)
(というか、向こうのコミュニケーション下手もあるだろう。私も向こうも、リード出来るのでない、と本能的には正しい事を選択しているのかなあ。私はほんのうなんて、すごい捨て去ってるよ。嫌、と思う気持ちなんて。だってだいたい、嫌なことしてくる人の方が、傷ついているし。でも自分が他人に同じ様に、可哀想な人、と受け止められるのはごめんだし。(私だって、相手にそれを見せないようにしている。見せるやつは、はっきし言って、独善的ヤロウだ。感情表現が素直で伝わり易く、他人には好かれるだろうが。)
☆p.52“私は、家庭内暴力の原因として本人が主張する「恨み」については、それが事実であったか否かを問題にすべきではないと考えます。ここで重要なのは、本人が暴力に訴えてまで家族に伝えたいことは何であるのかを理解することなのです。”
自分がこうやって、接してもらいたい、けど、相手を疲弊させては、受取ろうともしてもらえない。完全にシャットダウン、拒絶される。
自分がこういう風に人に接する事が出来たら良いな、と思うけど。疲弊ってのは、乱暴な言い方や暴力は一気にダメージを与えるものだけど。言葉の暴力(わかりやすい、言葉の暴力でなくても、私への誠実さを感じないものであれば、自分にとってはなんでもそうだ。人ありきでなく、自分のプライドの為の、言葉って、私をすごく疲弊させる。疲れる。もう相手にしない。何故なら、単純に、どうでも良いから。偉いね、ってだけ。興味ない。他人には魅力的に映るでしょうね、それ。その人を相手にして下さい。)
p.68“社会的ひきこもりの事例では、人を避けているようで、実際には人とのふれあいを切望していることが多いのです。”
☆p.77思春期妄想症“名古屋大学の村上晴彦氏らの報告では、思春期妄想症では「自己不全感」、「出直したい」願望、「魔術的短絡思考(過去に戻って一からやりなおせると思い込むような)」が強いとされています。また、他人が自分に対して持つであろうイメージを、自分のものとして受け入れることを拒む傾向があるとされます。” とても当てはまります。
p.93電気ショックを犬に与え続ける。不快な刺激の刺激の繰り返しに対して、自分でそれがコントロール出来ないことが学習された時、無気力が起こる。→私は、末っ子って、上の兄弟の方がいつでもものを知っているから、無気力になる、説に一票入れたい。(どうせ、上も、自分はわがまま言えなかったとやらを、言い訳に生きているものだから。兄弟なんて、皆が、自分が兄弟中で一番不幸だったと思っているもの、に過ぎないと思ってる。から、別に、集いたくない。“わがまま末っ子”っていう観念に付き合うの面倒くさいし。私よそで、そんなんでまかり通ってないし、私からすると、お前大してがまんしてないだろ、私の方が、あんたらのウザさをずっと、がまんしてきた、と言いたい。とても。)
p.114“私なりの「成熟のイメージ」は、次のようなものになります。「社会的な存在としての自分の位置づけについての安定したイメージを獲得し、他者との出会いによって過度に傷つけられない人。”(“患者さんが最終的にこうあってほしいという理想像”) 私の思う、自分が今立ちたいスタートラインの私像も、これだ。

p69 スチューデント・アパシー(“ひとことでいえば大学生の不登校”“ただし、通常の不登校とはいくつかの点で異なった特徴を持つため、独自の概念として研究が進められてみました。”) こんな概念あるんだ。“社会的ひきこもりの青年たちの一部にもかなり当てはまります。”(p71)との事ですが、私も大分当てはまってはいます。強い葛藤を訴えないという部分が特に。 私は一応は“公務員浪人”となっているからなんでしょうね。この概念は、大学に籍を置いている以上焦らないという話ですが、私は大学の時は、甘やかされた環境の範囲内で、卒業だけはするぞと思っていたのでなんやかんや、本当自分に出来る範囲内で頑張ってはいました。一度大学を中退しているんですが、その中退した大学の方が登校率は高かったんですが、大学に目的を感じず、嫌でしたねー。ですがこういう概念ってこれという固さはないものなんでしょうね。広い意味で、この概念に似た要素がかなり自分にはありますね。
→ですが、学生のみに限らず、「退却神経症」という“臨床単位”があるんですね。→本読むか...?
p72 回避性人格障害 p79 分裂病質人格障害、 色々な概念があるのね。こういったものって誰にでも多少当てはまるものだと思うんですがね、説明文読んで自分の事を洗っていく為に本読むか...?
でも本を読むと言っても、どうしてもこういったものって、はっきりと掴めないんですよね。治療法的な本でも読んだ方が意味があるんだろうか?説明だけだと、どうしてもうんこういう部分あるよねという話で終わってしまう。
p115“ただ傷つけられる一方では、他者の外傷的な恐ろしいイメージしか残りません。しかし、他者の支持によって癒されることを経験すると、「ただ恐ろしいだけのものではない」という、より正確な他者イメージが獲得されるでしょう。”“その意味で「外傷への免疫の獲得」とは、「有効な他者のイメージ」を学習する過程でもあります。”
前職で人生で一番というくらい大人に甘えさせて貰いましたがね。
p117“長期ひきこもり事例の治療において重要なのは、『他者による介入』をいかに有効に行うか”
p118“社会学者のタルコックパーソンズという人が、病者の権利について、次のようなことを述べているそうです。「病者は労働を免除され、治療を受ける権利がある。また病者の義務とは、治ろうとする意志を持ち、治療者に協力することである。”
p121“特効薬はない”“しばしば、家族や治療者の励ましや適切なアドヴァイスによって、一気に立ち直ったかのような事例が紹介されます。しかし、私の経験では、このような「美談」は、ありえないとまではいいませんが、まったく例外的なものです。”

p154“金銭に関する三原則”
p161“生活の「だらしなさ」を受け入れる”
p176“母親「お母さんはあなたに十年間も叩かれながらお世話してきたから、もう償いは十分にしたよ。これからは貸し借りなしでいきます。しばらく帰れそうにないけど、でもそこはお母さんの家でもあるから、気が向いたら帰るし、電話も入れるよ”→“必ず定期的に電話を入れ、本人に何をいわれようと冷静に応じる。これをひたすら繰り返す”
私は他人に殴られた事こそないけれど、むしろ姉に対してこういった事を考えているし、冷静に応じなければいけないという事もわかるな、参考になるな。

皆が同じ様な事で悩んでいるはずだと思っているから、社会のレールにのっとって、発言が出来るはず。皆と違うなら、それならそれでパイオニアになれるじゃねーか。とりあえず、社会のレールを基準に考えるのが、それだと思うよ。(私は異常だという普通の人はよくいる。その考えにものっとって、私は普通なはずだ。ちがけりゃむしろ、儲けもんだと思えたら良い。)

読みながらメモ打ちしたの+。
伊藤みどり好きだなー。パネー。(笑)某∞さんのMS氏のスポーツ番組?で観た。
テレビすごい見てる...某A○Bの某Sさんの水曜深夜新番組、前の同じ枠のも面白かったけど、今クールのも真面目でこれからも見たいなと思う。金曜23時の某くり○むさんのAさんの新番組面白かった...D吉さん素敵過ぎた...。